芥川竜之介の短編小説。大正8年(1919)、雑誌「新小説」に発表。ヨーロッパ中世の聖人伝「黄金伝説」に着想を得た作品とされる。キリスト教の聖人伝説集『レゲンダ・アウレア』(黄金伝説)に登場する聖人クリストフォロスの生涯を翻案した小説。キリシタン版の『天草本伊曾保物語』(1594年刊)で使用されている、戦国時代の京阪地方における話し言葉を引用した文体に特徴がある。芥川の小説におけるジャンル「切支丹物」の傑作とされる。
彼は若い愛蘭土人だった。彼の名前などは言わずとも好い。僕はただ彼の友だちだった。彼の妹さんは僕のことを未だに My brother's best friend と書いたりしている。僕は彼と初対面の時、何か前にも彼の顔を見たことのあるような心もちがした。いや、彼の顔ばかりではない。その部屋のカミンに燃えている火も、火かげの映った桃花心木の椅子も、カミンの上のプラトオン全集も確かに見たことのあるような気がした。この気もちはまた彼と話しているうちにだんだん強まって来るばかりだった。僕はいつかこう云う光景は五六年前の夢の中にも見たことがあったと思うようになった。
明代万历年间的书,作者把所见所闻的一些骗例,汇集起来,细细解说,意在教人防骗。本书所讲的故事按照骗子的行为方式,分成二十四个门类,形象、真实地反映了明朝中叶后光怪陆离、五花八门的骗人勾当。《杜骗新书》,又名《骗经》(全名“鼎刻江湖历览杜骗新书”)、《防骗经》,总四卷二十四类八十八则,是笔记小说,小型百科式骗子故事集,古代第一部以骗子、骗术为主题的著作。作者以剖析江湖骗术的原理、手法为入口,以杜绝欺诈现象为编撰目标,以时事为底本,以写实的手法,总汇五花八门的骗局、骗术,并在每则故事末附按语评论,具有史料价值,足以作为晚明社会之侧写;而作为一部兼具公案及世情特色的笔记小说,阅读的过程既让人警醒也饶有兴味。
又名《春阿氏》,是根据光绪年发生在北京内城镶黄旗驻防区域内一桩实有命案创编而成的小说。春阿氏年仅19岁,是旗人阿洪阿之女,嫁与本旗春英为妻,按照旗人以名代姓习惯被称为春阿氏。春阿氏是旧时代封建包办婚姻的牺牲者,原本已有婚约,待嫁与她青梅竹马的表弟玉吉,不料对方父母双折,家里便悍然毁约,改将她嫁给春英。婆家的人口复杂,大婆婆严苛,二婆婆刁钻,丈夫愚蛮,还有太婆婆与小叔小姑们,都需她伺候,每日不堪其苦。一晚玉吉前来不意为春英撞见,玉吉一时性起砍倒春英。待婆家发现时玉吉逃逸,春阿氏自此一口咬定是自己失手杀了丈夫,至死决不改口。该案经官府审理,久拖不能定夺,后虽审定为永久监禁,春阿氏却病死狱中,玉吉殉情亦自缢而去。
郁,有文采的样子;离,八卦之一,代表火;郁离,就是文明的意思,其谓天下后世若用斯言,必可抵文明之治。思想内容以道为本兼与儒家相结合。立意与行文变幻奇诡,颇得庄子精髓。嘉靖丙辰与宋濂《龙门子凝道记》合刻於开封。刘基认为万物有道,道不可逆;二、物有两极,对立统一;三、理一分殊,探其本质;四、智胜于力,知所未知;五、以物以理,取象思维。思维深得道家思维的精髓。“郁离子”是刘伯温的托称,刘写作《郁离子》的时候,是在他47—50岁,一生中最鼎盛之际,此前的半生他郁郁不得志,不能施展抱负,后来被夺去兵权,遂弃官归隐家乡青田山中,发愤而著《郁离子》。书成不久,他即出山离家,成为朱元璋的亲信谋士,协助朱元璋建立了统一的明王朝。